いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ITフォレストこだいらの暮らしについてご紹介するブログ、「フォレストの窓から」第13号をお届けします。
今回のブログは、「熱中症」がテーマです。
毎年この時期になると話題になる「熱中症」。
天気予報の時間でも繰り返し注意を促していますが、それでもやはり熱中症で具合が悪くなる人が後を絶ちません。
特に今年は新型コロナウイルス第7波が猛威を振るっていることから、医療機関を受診するのもなかなか難しい状況です。
いつも以上に注意して、過ごしていきましょう!
今年の夏、特に高齢者は熱中症に注意!
今年は異例の速さで6月下旬に梅雨明けになりました。
総務省消防庁によると、6月に全国で熱中症になって救急搬送された人員は 15,969 人。6月の統計としては過去最多数となりました。
その実に半分以上が、65歳以上の高齢者の方です。また、熱中症になった場所では家の中が最も多く、この傾向は6月に限らず、毎年他の月でも同じ状況です。
7月後半から暑さがぶり返し、8月からは関東地方を中心に35℃以上の猛暑日が続いていることから、これから先もまだまだ熱中症に注意が必要だと思われます。
以上のことから、
今年の夏の暑さは異常!特に高齢者の方は、住居の中でも熱中症に要注意!
ということが分かります。
そもそも熱中症とはどんなもの?
温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇やめまい、体のだるさ、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、さまざまな障害をおこす症状のことです。
室内で何もしていないときにも発症し、重症化から死に至るケースや、後遺症が残る場合もあります。
軽く考えずに、十分注意して過ごしましょう。
こんな症状があったら熱中症のサインです
【症状:レベル1】
・めまい
・立ちくらみ
・こむら返り
・手足のしびれ
【症状レベル2】
・頭痛
・吐き気・吐いた
・体がだるい
・集中力や判断力の低下
【症状レベル3】
・意識障害(受け答えや会話がおかしい)
・けいれん
・運動障害(普段通りに歩けないなど)
・体が熱い
先ずは応急手当をしましょう。受診の目安はこちら
上記はレベル1から3になるにつれ、重症度が増します。
応急手当として、
・涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩めて安静に寝かせます
・エアコンを付けたり、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やします
・首のまわり、脇の下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やすのが効果的です
・自分で飲めるようであれば、こまめに水分を取らせ、塩分も補給します
(※自分で飲めない場合は、無理に飲ませるのは止めましょう)
→口から水分を飲めない場合や、症状が改善しない場合は医療機関への受診が必要です
→症状レベル3の場合は、急いで救急車を要請しましょう!
※参考サイト:下記サイトをもとにITフォレストで記事作成
・総務省消防庁「熱中症情報」
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html
・厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html
ITフォレストこだいらでの取り組み
「ITフォレストこだいら」では、全館で24時間最適な室温・湿度を保ち、快適に過ごしていただける
よう、環境を整えています。
また、3食のお食事時の他にも、午前と午後の安否確認の際にお部屋にお茶をお配りして、トータルで一
日に十分な水分量を摂取いただけるように配慮しています。さらに喉が渇いた時のために、食堂のキッ
チンにある冷蔵庫では常に冷水と冷茶を用意して、ご自由に飲んでいただけるように工夫しています。
しかし、各居室のエアコンはお部屋ごとに自由に調整ができることから、中にはエアコンを付けずに、
暑い室内で過ごされている場面を見かけることもあります。また、あまり水分を多めに取っていないの
では?と思われる方もいらっしゃいます。
どうしても高齢になると、暑さや喉の渇きを感じる力が鈍くなりがちです。“このくらいの暑さは我慢で
きる”とか、“エアコンを付けるなんてもったいない”という気持ちが働く方もいるようです。
そのためご本人から訴えがなくても、いつもと違う様子など、周囲が早めに気付くことが大切です。
こうした高齢者の方特有の状況を理解して、スタッフは訪室の際にこまめに室温をチェックして調整したり、
水分の補給や、外出時に暑さ対策をしていただくよう、積極的にお声がけしています。
入居されている皆様が、厳しい暑さの中でも健やかに暮らしていただけるよう、スタッフ一同努めてい
ます。
無理せず、一時的な入居もぜひご検討ください!
ITフォレストこだいらは今年で開設して2回目の夏を迎えますが、夏場になるとご家族の方から、
・最近元気がなくなって心配…
・食欲が落ちて、ほとんど食べてくれない…
・夏前よりも衰弱してしまった気がする…
といった入居相談をいただくことが多いです。
ご相談のなかには、一刻を争うと判断して入院をおすすめし、近隣病院をご紹介して即入院されたケースもあります。
日中、お部屋の中でエアコンをつけられているか、水分補給ができているか…ご家族がすべてを管理するのは至難の業。
ITフォレストこだいらでは、ご本人様とご家族をサポートするための一時的な入居(自費ショートステイやマンスリー契約)も受け付けておりますので、まずは夏場の体調管理からでもご利用いただくことが可能です!
「ITフォレストこだいら」がどんな所なのか、その環境や雰囲気を知っていただくためには、何といっても無料見学にご参加いただき、直接見て感じていただくのが一番!
さらに体験入居で数日間お過ごしいただければ、より実感が湧くこともあります。
ぜひお越しいただければ嬉しいです。
年中無休、土日祝祭日もご見学・お問合せ随時受け付け中!
お気軽にお問合せ、ご相談ください。
スタッフ一同お待ちしています‼